超音波技術をコアに、医療機器の高度な要求にスピーディーに対応。
一歩進んだポイントオブケア領域から、未来の医療へチャレンジしています。
1960年に当時の日本無線医理学研究所(後のアロカ株式会社)が、悪性腫瘍の早期発見を目的とした国内初の超音波診断装置を完成させ、国内外から注目されました。そして、1983年に旧アロカはドプラ効果を利用し、血流の映像化を実現したカラードプラ超音波診断装置を販売開始し、世界の学会で注目を集めました。
当社は旧アロカの超音波診断装置の生産に携わり、設計も担当してきました。
長年培った技術・製造力を用いて様々な医療機器を創出しています。
超音波診断装置の実績に加え、在宅医療を見据えた医療機器小型化(ポイントオブケア)への対応。さらに光超音波技術研究など国家プロジェクトへの参画など、近未来までを視野に入れた活動を展開しています。
セラミックスによる多孔質の圧電材料(ポーラス材)や各種複合圧電材料を、素材からつくりあげることができます。また超音波診断に使われる超音波振動子や探触子などの製品化をしています。
超音波他の各種センサーから得られた情報をみえる化し、アウトプットする画像処理技術。より正確に、より精密に、ハードとソフト両面から最適なアルゴリズムを提供しています。
医療用メカトロ機器に対するニーズに応え、血液の自動分注分析機器、X線応用機器の設計製造を行っています。
医療機器は人体に対する安全性・有効性への配慮から厳密な規制が設定されているため、国によってその規制が異なります。当社は、各国法規制・医療機器の規格を基にQMSを確立した上で、品質保証体制を構築しています。長年の経験により、このような法令・規格等に対応できるノウハウを持っています。