多孔質圧電材料、受波感度
微細な空孔を均一に分散した多孔質圧電材料が製作できます。これにより、従来は困難であったMHz帯の用途に使用可能です。
空孔率を変えることにより圧電定数や音響インピーダンスなどの各種特性を制御できます。
音響インビーダンスが低く、水(生体組織)や空気との整合性がよいので効率の良い水・空中音響送受波器が実現できます。
機械的Q値が低いため広帯域であり、短パルス化が可能になるため距離分解能が向上できます。
感度:-39.8dB 帯域:87% パルス幅:0.24μs
感度:-40.8dB 帯域:42.6% パルス幅:0.30μs
左:多孔質圧電材料(ポーラスPZT) 右:バルク型PZT